アラサー学生のチラ裏

サラリーマンから編入した医学生のチラシの裏

情報収集について

最近ネット上で医学部編入試験について編入試験の体験談を書いている方は多いです。皆さん、興奮冷めやらぬまま勝てば官軍と自分の思いを書き散らしています。多すぎてどの勉強方法が良いのか、どの参考書が良いのか混乱してくると思います。そういった状況下、どうやって情報の取捨選択をすれば良いのでしょうか?

結論から言うと、共通項を見出すということが大切なのだと思います。
話は変わりますが、医学論文の内容価値(エビデンスレベル)というものは、以下の図のようになります。

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https://www.bayaspirin.jp/ja/home/imasara/series_index/toukei/no1/commentary4/

この図の用語が分からない方はリンク先を一通り読んでおくと編入試験にも役立つのでオススメです。

個人のブログはこの図でいうところの症例報告であり、KALSの説明会などで講師やスタッフが口にする情報は最も信頼性の低い「専門家の意見」になります。合格戦略立案にそのまま使うには心許ないです。従って自分でRCTやメタアナリシスっぽいことをする必要があり、それが「共通項を見出す」という作業です。

 

ちなみにKALSで配られる合格体験記も症例報告集です。しかも全員KALS生というバイアスがかかった症例報告なので、その点に注意しながら参考にする必要があります。

とはいえ、たくさんの事例を一気に見られるので、KALSの説明会などに行くのが難しい場合はヤフオクやメルカリなどを利用して早い段階で手に入れておくべきと思います。